ストーム・ジャイアント(Storm Giant)
| クリーチャー名 | ストーム・ジャイアント(Storm Giant) |
|---|---|
| 種別 | 巨人 |
| 棲息環境 | 問わず |
| 攻撃方法 | グレートソード、ボウ |
| 特性 | 自由に動き回れる。[電気]に対する完全耐性。スペルのような能力。スペル。 |
| 編成 | 単体 |
科学者達が他の世界の伝説を引用するのを聞いたことがある。それらの世界では、全てのストーム・ジャイアントが邪悪なわけではない。これらの失われた伝承のかけらのいくつかは、ストーム・ジャイアントは単に自然を支配し、野蛮で激情的だが悪意はなく、「劣った種族」(ここで彼らが意味するのは、すべてのヒューマノイドであり、ドワーフやハーフリングに限らない)への支配や破壊行為に傾いたものではないことを主張している。
多分、これらの仮説上のジャイアントのような、自然界で緑色の肌を持つ他の多くのクリーチャーは、それぞれの自然界を防御しているに過ぎないのだ。しかしここエベロンでは、その仮説の根拠となるものは何もない。ストーム・ジャイアントはゼンドリックの古代のジャイアント・エンパイア(巨人帝国)において活発なメンバー、おそらくリーダーであったのだろう。ドラゴンの後、それは我々の世界における、言ってみれば学問的な初の真の文明であった。ずっと昔、エルフはこの帝国でジャイアントの奴隷として仕えた。ある者によれば内部抗争で、別の者が言うには侵略によって、また他の者によれば何らかの不思議な大異変によりジャイアント帝国が崩壊して初めて、ヒューマノイド族がエベロンにおいて台頭してきたのだ。
ストーム・ジャイアントは忘れてはいない。ゼンドリックの親族すべてのうち彼らが最も、自分達の忘れられた統治の記憶を守ってきた。今日ずっと一般的なヒル・ジャイアントは、原始的で、無知性な野獣のように堕落した。ファイアー・ジャイアントはそれに比べ、太古の軍用トレーニングの名残を伝えており、火を取り囲み破壊することで自分達を慰めた。しかしストーム・ジャイアントが抱える敵意に比べれば、彼らなど青白い影のようなものだ。ジャイアントが嬉々として人間の骨を砕き、肉をピンク色のしぶきに変えているとき、ストーム・ジャイアントは計画を立てる。構想を練り、計画をめぐらす。ジャングルのうわさでは、こうして我々が話している間にも、最強のリーダーの下で組織を編成しているという。同盟するものを募り、ゼンドリックのすべてのヒューマノイドに死をもたらすための長期的な計画を立てている。つまりお前を、そしてより重要なことに私の命を狙っているのだ。ある意味、ジャイアントの憤怒は理解できる。この1000年で初めて、実質的に史上ずっとジャイアントのホームであったここゼンドリックに、我々が戻ってきたのだ。
新参者や冒険者になろうとしている者達のほとんどは、事実上破産して宝あさりや墓荒らしが目的の日和見主義者だ。
まあ、一般的なことはもう十分だろう。オリーブ色の肌をしたタイタンの一人にジャングルで出会ったら、あるいは太古の沈没した遺跡に行き当たったら、お前はどうするべきか?これらの野獣の一匹を倒す鍵は、すがすがしいほど単純だ。ヘビー・アーマーの巨大さと横柄な無関心さのおかげで、隠れ場所におまえのソードあるいは矢を沈めることはそれほど難しいことではない。もちろん、問題は体調20フィート以上のクリーチャーに対しては、お前のブレードでは編み針に毛の生えたようなものでしかないということだ。お前が落ちる前にどれだけのブローをおまえの足首やすねが耐えられるかを考えてみれば、想像はつくだろう。そしてもちろん、クリーチャーは同時にお前に強力なブローを浴びせかけるだろう。最適なアドバイスはこれだ。仲間を何人か連れて行け。小さい軍が好ましい(もし大きな軍が見つからなければ)。しかし考えうるあらゆる攻撃戦闘のトリック、そしてあらゆるスペルを配置せよ。普通は、秘密のアーケイン・スペルでクリーチャーを鈍らせるようにアドバイスするのだが、不運にもストーム・ジャイアントは生まれつきそういったエンチャントメントに完全耐性があるのだ。





