スペクター(Spectre)
| クリーチャー名 | スペクター(Spectre) |
|---|---|
| 種別 | アンデッド |
| 棲息環境 | 問わず |
| 攻撃方法 | 非実体の接触 |
| 特性 | 非実体、生命力吸収 |
| 編成 | 単体、徒党(2-4) |
スペクターは最も強力なアンデッドの中でも遭遇する確率が高く、しかも、普通のレイスよりも頑丈で危険な相手だ。その潜在的な攻撃能力と、我々の界に自在に転移してくる危険な(かつ悩ましい)能力は正しく評価する必要があるだろう。このクリーチャーは姿を消し、君や仲間のすぐ近くに数秒してから現れるといった芸当ができるのである。このクリーチャーが消え失せた時は油断せずに足を止めないことだ。無防備な真後ろに出現されないように動き回るのが得策なのだ。
他の非実体の敵と同様、この相手にも呪文レベルは低いながらも[マジック・ミサイル]が役立つ。しかし、エーテル界と我々が暮らす界を縫うように通り抜けるスペクターには、(遠隔、近接、呪文を問わず)命中あるいは失中をコインを投げて決めるような類の攻撃は利かない(ただし、ゴーストタッチを吹き込まれたゼンドリックの遺物を手に入れたというなら話は別だ。その場合は、スペクターを始めとする非実体のクリーチャーはたいした脅威ではなくなるだろう)。この強力な回避方法にもかかわらず、スペクターに対する最良の戦術は正面からの全面強襲である。このクリーチャーを巻きひげ状のエクトプラズムに、そして、墓場の塵に帰するには、努力を惜しまず、エネルギーを使い果たす覚悟で臨まねばならないのだ。
相手の最も恐ろしい能力、すなわち、<生命力吸収>を受けたくなければ、素早く攻撃することだ。スペクターは君の体から命の源を吸い出す能力を持っている。彼らは生者の滋養を吸い尽くし、その魂を食らうのだ。このクリーチャーへの攻撃の手を緩めてかまわないのは、その手に集まる恐ろしい負のエネルギーを君の鋭い目が認めた時だけだ。その瞬間こそ、逃げ、防御し、軽業を決め、跳躍する時だ。あらゆる手段を講じてスペクターの<非実体の接触>をよけるのだ。相手は不吉なエネルギーをずっと維持することはできない。しかし、その前に命中してしまうと、君自身が生きた死者と化してしまう。そうなると、生命力のすべてを奪われた君は何時間あるいは何日も同じ場所に座りながら、生気なく忘却の彼方を見つめ単調な作業を繰り返すことになるだろう。





