ファイアー・エレメンタル(Fire Elemental)
| クリーチャー名 | ファイアー・エレメンタル(Fire Elemental) |
|---|---|
| 種別 | エレメンタル(火、他次元界) |
| 棲息環境 | 招来した場所 |
| 攻撃方法 | 火の叩きつけ、着 |
| 特性 | エレメンタルとしての特性、[火]に対する完全耐性、[冷気]に弱体 |
| 編成 | 単体 |
ファイアー・エレメンタルは見事なまでに単純なクリーチャーだ。すべてを焼き尽くすことを望む彼らは建物を燃やし、人々を燃やし、石を燃やし、水さえも燃やす。若き冒険家よ、正直に言おう。我が腐った港町の下を悪臭漂わせながら流れ、強欲と腐敗、そして、文明化されたかのごとく振舞うモンスターで満ち満ちた下水道をぶらつきながら、私は時にファイアー・エレメンタルの心情を共有するのだ。そうだ、すべて燃え尽くせ。特に私を追放した間抜けな策士、クンダラク族と十二会が支配する一画など焼き尽くせば良いのだ。さて、放火の罪で誰かが私を捕まえに来る前に、この招来されたクリーチャーと遭遇した時にどうすればよいかを論じることにするとしよう。
まずは、自明のことだが、このクリーチャーは炎でできている。その熱の輪の下に何らかの物質が隠れているんだろうと思って探してみても何も見つからない。したがって、言うまでもないことだが、秘術呪文の使い手は[ファイアーボール]や[スコーチング・レイ(scorching rays)]を使ったりしないことだ。そのような[火]の攻撃をファイアー・エレメンタルに加えても、(熱によりダメージを回復してしまう)アイアン・ゴーレムの時のように大失敗に終わることはないが効果は期待できない。ファイアー・エレメンタルに放つべき元素エネルギーは、ご想像の通り、[冷気]ダメージを与える攻撃である。[スリート・ストーム]や[アイス・ストーム]はもちろん、最も最適な呪文として[コーン・オブ・コールド]がある。ところで、ウィザードとソーサラーに言っておくが、[チル・タッチ]は名前とは裏腹に[冷気]ダメージを与える呪文ではないので注意してもらいたい! 哀れなセヴェリニウスは遂にそれを学ぶことはなかった。今頃はきっとドルーアで反省していることだろう。いや、かの地では死の影が生きし頃の思い出を急速に奪っていくことを考えると、それもないかもしれない…… どうやら話が脇道にそれてしまったようだ。
ファイアー・エレメンタルの攻撃に対抗するには[火]ダメージへの抵抗を持っていることが重要となる。ファイアー系の呪文からの保護、あるいは[火]への抵抗があれば、ファイアー・エレメンタルの攻撃から受けるダメージを半分以上無視できるのだ。なお、正面から近接戦闘を仕掛ける場合は、このクリーチャーに攻撃を命中させるのが驚くほど難しいことを覚えておいてもらいたい。動きが素早く、炎に包まれたほとんど知性を持たない存在には、まさしく正確な一撃しか命中しない。≪強打≫特技を使う場合ではないのだ。





